クレジットカード選びの決定版 > 学生におススメのクレジットカード比較(1)

学生におススメのクレジットカード比較(1)

学生さんにおすすめのクレカ特集

最近では学生の方がクレジットカードを所有・利用するのは当たり前になっています。「まだ学生の分際で生意気では?」というのは大きな誤解です。
自由になるお金が少ない学生だからこそクレジットカードをうまく使って、ポイントで欲しいものを買ったりマイルで旅行をしたりして、賢く節約しましょう。
また、学生時代に海外旅行に行くこともあると思います。今や常識ですが、海外旅行にはクレジットカードは必須です。旅行先でのカード利用はもとより万が一の事故やケガ・病気にも備えて旅行保険が付帯したクレジットカードを選びましょう。国内旅行も補償される旅行障害保険が付いていればさらに安心ですね。

学生のカード選びは、一に「年会費」二に「旅行保険」、三・四がなくて、五に「還元率」

学生のクレカ選び:まずは年会費無料のクレジットカードの中から選びたい。

年会費

学生の方のクレジットカード選びのポイントですが、学生時代はそれほどお金に余裕ない場合が多いと思うので、まず「年会費」を重視して、年会費無料クレカから選びたいですね。
カード発行会社は学生の時からカードを持ってもらおうと、たくさんのお得な年会費無料の学生向けカードを設定しているので、年会費無料クレジットカードでも幅広い選択肢があります。

学生のクレカ選び:海外旅行をするなら、海外旅行保険が自動付帯したクレジットカードを。

海外旅行

学生のクレカ選びで、年会費の次に重視したいのが「海外旅行傷害保険」です。
多くの学生の方が在学中に海外旅行に行くと思います。日本と健康保険制度の異なる海外でケガや病気をすると日本の何倍ものの莫大な治療費が発生してしまうので、海外旅行に行くならぜひとも旅行傷害保険に入っておくべきです。(「クレカの海外・国内旅行傷害保険」でも詳しく紹介しています)
とはいえ空港や旅行会社などで保険料金を支払って入る旅行保険だと、補償内容や旅行期間にもよりますが5千円〜1万円ぐらい掛かります。
それに対して、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを持っていれば、いちいち旅行の時に保険に入らなくて済みます。もちろん年会費無料クレカでも海外旅行保険が付帯しているものがあるので負担は0円です。
海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを選ぶときに気を付けておきたいのは、自動付帯かカード利用付帯かという点です。
海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードを選ぶのがイイです。自動付帯だとカードを所有しているだけで補償されるのに対して、カード利用付帯だと補償される条件として、ツアー代金や公共交通利用料金などのカード利用が必要になります。

学生のクレカ選び:還元率重視でも年会費に考慮が必要

サークルや遊びにお金が掛かるから節約のために「還元率の高いクレジットカード」が欲しいという学生の方も多いと思います。
還元率を重視してクレジットカードを選ぶ場合、学生の方は特に年会費も考慮に入れてどちらが得かを考えましょう。年会費のかかる高還元率カードよりも少しぐらい還元率が低くても年会費無料カードのほうが得なケースがあります。というのも大半の学生は、それほど大きな金額のカード利用がないと思います。ということは年会費を払って高還元率のカードを持っても、利用金額が少ないと年会費を考慮すると元が取れない、思ったより還元率が良くないということがあります。
年会費の掛かる高還元率カードは年間カード利用金額50万円以上になると還元率が大きくアップするカードがあったりするので、それほどカード利用金額が多くない学生の方は注意が必要です。年間カード利用金額に応じて還元率がどうなっているかという見方が大切です。

−スポンサードリンク−

女子学生に超おすすめ!「三井住友VISAアミティエカード」は要チェック!

三井住友VISAアミティエカード(女性専用)

三井住友VISAアミティエカードは、女性専用のクレジットカードです。三井住友VISAアミティエカードの付帯サービス・特典を見てもらえば分かりますが、同じ三井住友VISAカードの「クラシックカードA」よりも優れたサービス・機能を付帯しているにも関わらず、年会費は在学中無料です。在学中年会費無料にも関わらず、治療費・携行品損害まで補償される海外旅行保険が自動付帯しています。つまり普通では無料にならないサービス・機能が年会費無料で付帯したクレジットカードと言えます。
女性顧客の気持ちを掴みたいクレジットカード会社が赤字覚悟でラインナップしたおいしいクレジットカードの1枚です。

海外・国内旅行保険の補償内容に注意!

JALカードnavi(学生専用カード) JCB

JALカードnavi、ANA学生カードともに海外・国内旅行保険が自動付帯。つまり旅行に関わるカード利用(旅行料金のカード支払いなど)がなくても、海外・国内旅行保険が付帯するという魅力的な内容ですが、ここで注意が必要なのは、その補償内容です。
JALカードnaviの海外旅行保険には、治療費用の補償が付いているのに対して、ANA学生カードは治療費用の補償はなく、死亡・後遺障害時の補償のみです。つまり、ANA学生カードでは海外旅行に病気やケガをした時の補償はありません。
ちなみに国内旅行についは、いずれのカードも死亡・後遺障害時の補償のみです。さらにANA学生カードの国内旅行保険は、「航空機搭乗中のみ」の補償となっています。
無論、海外・国内旅行保険のためだけにクレジットカードを持つわけではなく、マイルやショッピングポイントを貯めるなどのメリットもあるので、海外・国内旅行保険の補償内容だけでクレジットカードの優劣は付けれませんが、単純に大きく記載されている内容だけでなく、その中身についても注意が必要です。
学生カードの多くは、在学中年会費無料というものが多いので、複数のカードを持って海外・国内旅行保険の補償内容をカバーするというのもひとつの手ですね。

旅行傷害保険は、複数のクレカ所有で手厚く補償

国内・海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを複数持っている場合、傷害死亡、後遺傷害以外の補償額は合算されます。
つまり、治療費用の補償額50万円のクレジットカードを2枚持っていれば、治療費の補償金額は100万円となるのです。たくさんクレジットカードを持っていれば、持っているほど補償の大きい旅行保険でカバーされていることになります。
海外では日本の保険でカバーできないので、ケガや病気をすると信じられないような治療費が掛かることがあります。ケガや病気をせずに元気で帰国するのが一番ですが、万が一のお守りとして、複数のクレジットカードを所有することでお得に旅行保険を手厚くカバーすることも検討しましょう。

−スポンサードリンク−