クレジットカード選びの決定版 > 楽天カードの「8秒に1人申込中」を分析
「楽天カードマン増殖」編(2014年1月1日 楽天カードCM)
2014年1月1日から放映されている楽天カードのテレビCMのキャッチコピー。
とてもインパクトのあるキャッチコピーですが、「8秒に1人申込」ってスゴい?スゴくない?「8秒に1人申込」ってどんなモンなのかを分析してみました。
まず8秒に1人のペースだと1年間で何人になるのでしょうか?
1年間を秒に直すと
365日×24時間×60分×60秒=31,536,000秒
1年間=3153.6万秒を8秒で割ると
31,536,000秒÷8秒=3,942,000
つまり8秒に1人のペースだと1年間で約394万人が申し込んでいることになります。
2年間だと約788万人、3年間だと約1,183万人となります。
すごく大きな数字ですが、あまりピンとこないかもしれませんので・・・次に日本の何人に1人が申し込んでいるのかを推定してみました。
日本総人口 約1億2,700万人にうち、クレジットカード申込みができる18歳以上の男女を対象とすると約1億700万人になります。(CMが放映された2014年の10月統計データによる)
8秒に1人の申込みペースを1年間で計算すると、日本の27人に1人が楽天カードに申し込んでいる!
さらに3年間で計算すると日本の9人に1人が楽天カードに申し込んでいる!ということになります。
CMで謳っているのはあくまでも申込み数なので発行枚数に直すと数字はもちろん目減りします。つまり8秒に1人の楽天カードマンが増えているわけではないです。
ただ楽天カードは審査基準は公表していませんが、入会審査はそれほど厳しくないと思われますので80%ぐらいの数字にはなると予想されます。
80%ぐらいの数字になると「8秒」ではなく「10秒」とかになってしまうので、スピード感のイメージを優先して1桁の数字にこだわって「申込み人数」にしたのかもしれませんね。
ただ「10秒に1人」のペースなら、驚異的なスピードで楽天カードマンが増殖している!?と言えるのかもしれません。
テレビCMをよくみてみるとCM画面の右下に「2013年9月〜11月申込人数を3ヶ月間の秒数で計算」と表示されています。つまり2013年9月〜11月ごろには「8秒に1人申込」のペースになっていたようです。
CM放送が2014年1月1日で12月にCMを製作していたとすると、その直前の「2013年9月〜11月の申込人数」ということは意図的に申込み人数が多い期間を選んで計算した数字ということではないようです。
キャンペーンを打ったりしてそれなりにいい数字が出た期間のデータを使っていることは予想されますが、いまどきキャンペーンを打ったからといってクレジットカードの申込み人数が急に増える時代ではないと思われます。
つまり、これらのことから考えると楽天カードは「8秒に1人」ぐらいのペースで申込みがあるクレジットカードだと言えるだろうと思われます。
楽天カード | |
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国際ブランド | |
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年会費(税抜) | 年会費永年無料 |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(カード利用付帯) |
国内旅行保険 | − |
空港ラウンジ | − |
ショッピング保険 | − |
家族カード年会費(税抜) |
もちろん年会費永年無料
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還元率 | 1% |
キャッシュバック | − |
ポイント有効期限 | ポイント有効期限=最終ポイント取得から1年間なので、年1回のカードで実質無期限。 |
ETC | ○(年会費(税抜)=500円、ETCカード利用により楽天ポイントが1%貯まります。) |
公式サイト(お申込み) | 楽天カード |
さらに詳細解説を見る→楽天カード
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